
大規模な中央監視から
ミニマムなExcel制御まで
広大な敷地に点在する建物の一元管理と、各システムの経年劣化への対策から改修計画が組まれました。
建物や設備によって様々なシステムが乱立し、一元管理が難しくなっていました。また、海外メーカーによるシステムの改造が行われており、お客様はトラブル解決ができない状態でした。その他、省エネへの取り組みにも関心をお持ちでした。
各建物の老朽化した現場端末をPLCに更新。サブシステムを可能な限りなくし、システムへ信号を直接入力。どうしても残る他社のサブシステムは通信で統合し、データーの一元管理を実現しました。
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研究所内の動物飼育室へ監視システムを導入し、研究員様が環境データを把握できるよう見える化を行いました。
弊社のF1システムで二重化PLCが取得した飼育室環境データに管理値を設けて、実験環境の逸脱をモニタリングしています。また、F1システムが1分毎にデータのロギングを行って毎日日報ファイルを生成します。この日報ファイルをデータ配信サーバが定期コピーし、SQLでDBに格納しています。
冗長性のため、F1システムを二重化して、常時起動しています。サーバはF1システムをヘルスチェックして、正常動作しているほうのファイルを取得します。
GLP要件で研究員様のニーズにお応えするため、飼育室の環境見える化システムをスクラッチで作成。コンピュータ化システムバリデーション対象のサーバは、GAMPのソフトウエアカテゴリ5が適用されました。
お客様との協議を重ね、開発フェーズからOQまでの一連のバリデーションを行って、運用を開始いただきました。
既存の他社製空調システムからのデータ収集用に二重化PLCを設置。Ethernet手順の空調システム側の通信プログラムを開発して、空調側のデータをPLCが読みだしています。システムの堅牢性を得るために二重化PLCを採用しました。
プロジェクトや実験毎に変わる研究員様の飼育室。研究員様は自身のPCで特別なプログラムなしで飼育室の環境をデータ化できます。研究員様は必要な飼育室の環境データを期間を指定してグラフやリスト表示が可能し、レポートに必要なデータをダウンロードできます。
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この度、株式会社ジェーアンドエフは解散し2020年8月1日をもちまして株式会社フリーダム東京支店として営業を開始いたします。
営業地域の拡大に伴い、弊社の付加価値の高い機能・サービスを通じてさらに皆様のご満足の向上につながるよう、邁進してまいります。
今後ともご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社フリーダム
代表取締役 竹中 宏